【北海道】スープカレーの発祥の地と誕生秘話

日本発祥のもの

スープカレー

発祥の地

北海道札幌市

発祥期

1971年(昭和46年)

考案者

喫茶店アジャンタ創業者 辰尻宗男

スープカレーの起源

「スープカレー」は、北海道で誕生した郷土料理ですが、発祥は札幌市の喫茶店「アジャンタ」で「スープカレー」が、専門店「マジックスパイス」で「スープカレー」という名前ができたといわれています。

1971年に札幌市に開店した喫茶店「アジャンタ」の店主が1975年ごろに発売した漢方の薬膳スープとインドのスパイス料理を組み合わせた「薬膳カリィ」を販売し始めました。

当初は「薬膳カリィ」は通常のとろみのついたルーカレーとは異なりサラサラしたスープ状のカレーで具が全く入っておらず完全にスープのみのカレーでした。

その後、常連客の要望によりダシとして使っていた鶏肉や野菜などを入れるようになり具が入った現在のスープカレーに近いスタイルの「薬膳カリィ」となりました。

1980年代にはまだ「スープカレー」の名前は使われていませんでしたが、既に札幌では人気が高まり専門店が増えていきました。

まだ、この当時は「スープカレー」とは呼ばれておらず、はじめて「スープカレー」という名称で提供したのが1993年に札幌市白石に開店した「マジックスパイス」です。

「マジックスパイス」は、「薬膳カリィ」にインドネシアの鶏肉のスープ料理であるソトアヤムをアレンジして、初めて「スープカレー」というメニューで提供しました。

なじみやすいネーミングから多くの店が「スープカレー」の名前で同種の料理を出すようになり、定着していくようになりました。

その後、2000年を過ぎる頃には一躍ブームになり、札幌市内には200を超える店舗が「スープカレー」を提供するようになりました。こうして「スープカレー」は一気に札幌、ひいては北海道を代表する郷土料理の一つとなったのです。
「スープカレー」とはで、北海道の郷土料理です。今では北海道の郷土料理とは思えないほど全国的に普及しています。

「スープカレー」は、ごはんにかけて食べてはいけないというわけではありませんが、通常はご飯と別々に出されてスプーンにすくったご飯を「スープカレー」にくぐらせて食べるのが正式な食べ方です。

普通のルーカレーは甘口から辛口までありますが、「スープカレー」は基本的に辛口の場合が多く、好みに応じて辛さの程度を調節します。
「スープカレー」のスープは、スープの旨味を追求している店も多く、鶏肉や野菜で出汁をとり、数多くのスパイスを調合して旨味とコクを出しています。

具材の野菜は、ブツ切りで豪快に入っていますが十分に煮込んでおり、スプーンで具をほぐしながら食べる事ができます。野菜は、北海道ならではのじゃがいも、たまねぎ、にんじん、他にもピーマン、かぼちゃ、ブロッコリー、なす、オクラなど様々なものが入っています。

また、ダシは鶏肉でとる事が多いですが、具としてもチキンレッグや骨付きのチキンを丸ごと入れたり、豚の角煮、ラムチョップや魚介類などバリエーションがあります。

好きなアーティストや好みの曲を探すように、スープカレーにハマると店を何軒も訪れて、店ごと、料理人ごとに異なる味わいを食べ比べ・味比べをしたくなるはずです。これぞスープカレーの醍醐味です。

スープカレーの発祥の地マップ

おすすめの記事