【福井県】ソフトバレーボールの発祥の地と誕生秘話

日本発祥のもの

ソフトバレーボール

発祥の地

福井県小浜市

発祥期

1977年(昭和52年)

考案者

出口良平

ソフトバレーボールの起源

ソフトバレーボールは、昭和52年福井県小浜市で高齢者の生きがいづくりと健康増進を目的に山口良平さんが考案した競技です。

どこでも誰でも気軽にできるソフトボールは、より多くの人々がバレーボールのすばらしさに触れ、生涯を通じてバレーボールを楽しむことができることを願って考えられたスポーツです。
元々、「紙風船でバレーボールをしてみようか」と趣味もないお年寄りが、健康増進と健康教育を福井県小浜市の教育委員会から頼まれたことが考案するきっかけだったそうです。

ネットを張ってやってみるとみんな一生懸命に楽しくプレーをして大盛り上がりだったそうです。

1986年に日本バレーボール協会がソフトバレーボールの全国的な展開を決定しました。
その後日本中に普及し、全国大会も毎年開催されるなどとても発展しています。

ルールは、基本的には6人制バレーボールと同じだが、1チーム4人の選手が親しみやすい軟らかいボールを床に落としたり、反則することなくネットをはさんで攻防を繰り広げ、そのラリー勝ったチーム得点する方法で勝敗を決定するというバレーボールと同じスポーツです。
また生涯を通じてバレーボールを楽しむことができことを願って考案されたので次のような特徴を持っています。
1.ボールをソフト化することによって、バレーボールの最も重要な基礎技術である「パス」が安全で、しかも容易にでき、誰でもいつでもどこでもできるというバレーボールの特徴が一層明確になるように工夫されています。
2.既存の施設、用具(バトミントンコート、支柱、ネット)の活用で、手軽に競技ができる。
3.「発展性に乏しいため、とっつきやすいがすぐに飽きてしまいあまり普及しない」という軽スポーツの持つ一般的短所を改善し、男女別、年齢、体力、経験、技術等のレベルに応じて単純な基礎技術による初歩的なゲームから、複雑な応用技術や各種の作戦、戦術を駆使した高度なゲームまで、多様な楽しみ方ができて奥行が深いです。
4.ゲーム中、すべての選手に対して等しくプレーするチャンスが用意されています。
5.正規の6,9人制のバレーボールの長所を活かしているため、バレーボールの素晴らしさに触れ、リードアップゲームとして活用できるとともに、ソフトバレーボールそのものを独立した競技として楽しむことが出来ます。

競技年齢も幅広く、色々な年代の人と交流を持つことが出来ますし。背が低くても、年齢を重ねてもできるスポーツです。
ボールも柔らかいので子供も高齢者も安全にプレーすることができます。

「紙風船」をボールに見立てて始めたこのアイディアはここまで普及しました。
どんな年代でもどんな性別でも楽しくできるスポーツはとても愛されています。

ソフトバレーボールの発祥地のマップ

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