【京都府】ベーゴマの発祥の地と誕生秘話

日本発祥のもの

ベーゴマ

発祥の地

京都府

発祥期

平安時代

考案者

不明

ベーゴマの起源

ベーゴマの起源は平安時代に京都の周辺でおこなわれていた遊びに由来すると言われています。
この遊びは、巻き貝の殻に砂や粘土などを詰め、ひもで回すというものです。

この時使われていた貝が「バイ貝」という種類の貝なので、この遊びは「バイゴマ」と呼ばれており、遊びが関東地方に伝わる際に、なまって「ベーゴマ」と呼ばれるようになりました。
工業技術の発展と共に、鋳鉄を使ったベーゴマが製造されるようになると、相手のコマと自分のコマをぶつけ合い、先にコマが止まったり、フィールドから出た方が負けという喧嘩ゴマという遊びをするため、子どもたちの間で大きなベーゴマブームが起こり始めます。
一般的なベーゴマは浅めの円錐形で、底にも上にも軸が飛び出していないことが多く、現在よく見られるような木製のコマとは違った見た目をしていることが、ベーゴマの特徴です。
また、国民の所持品の金属類を回収し、戦争の為の資源として利用していた戦時中にもベーゴマは人気の遊びの1つだったようです。
しかしこの時代のベーゴマは鋳鉄を使うことができない為、瀬戸物製のコマが使われており、非常に割れやすかったとされています。
戦前から遊ばれていたベーゴマは、戦後の高度経済成長期にさらに一大ブームを引き起こすことになります。

当時の子どもたちはコマへのヒモの巻き付け方などを工夫し「女巻き」や「男巻き」など数種類のヒモの巻き方が考案されました。
また、この時代、ベーゴマを回すための場としては、樽の口部分に布を張ったものを用意するのが一般的で、これを床(とこ)と呼びました。
床の上に勢いよく投げられたベーゴマはブーンと音をたてながら回り、コマどうしがぶつかるとカチン!カチン!と聞き心地の良い音を奏でます。

当時の子どもたちはベーゴマの音やライバルとの勝負に熱狂しながら、ひたすらに遊び続けていたのです。
さらに時代は流れ2001年ごろにはタカラトミーからベーゴマを派生させた「ベイブレード」が登場します。
このベイブレードは様々なパーツを組み合わせ、カラフルなコマを自分好みにカスタマイズしながら遊べるというもので、アニメの放送や漫画の連載などと共に子供たちの間にまたしてもベーゴマブームを引き起こします。
フィールドやコマも技術的に改良され続け、フィールドの中を縦横無尽に動きながらぶつかり合うベイブレードは、もはや子どもだけでなく大人も魅了する趣味の1つとなっています。

2023年になってもベイブレードの人気は衰えることを知らず、第4期となる「ベイブレードX」がタカラトミーから発表されるなど、今現在も根強い人気を誇り続けています。
このように、平安時代に発祥し、時代の変遷とともに形を変えつつ、いつの時代も子どもたちを夢中にさせ続けているのが、ベーゴマなのです。

ベーゴマの発祥の地マップ

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